2009年11月17日 (火)

「利口な女狐の物語」フィレンツェ公演

  11月8日(日)、フィレンツェ歌劇場で「利口な女狐の物語」の初日を迎えました。昨年、松本で公演さ れたフィレンツェ歌劇場との共同制作のオペラ。歌手陣はほとんどが松本にも出演したメンバーが揃い (女狐/イザベル・ベイラクダリアン、森番/クィ ン・ケルシー 他)、同窓会みたいな暖かい雰囲気 が舞台裏では漂っていました。そして歌劇場のオー ケストラと合唱、イタリアの子供たちとダンサー。 松本とは少し違う箇所を見比べ、聴き比べるのも両公演を観る一つの楽しみす。      

    記者発表で小澤さんが「現在この世の中で一番の才 能を持つ演出家」と讃えた演出家ロラン・ペリーの イタリアでのデビュー作品に期待する満員の客席は 灯りが下がると共に落ち着き始めたと思ったら、舞台で繰り広げられる世界に惹き付けられ、終始笑っ たり、はっと息をのんだり、とても反応が率直で良 かったです。

    最後の音と共に舞台とオーケストラ ピットが真っ暗になると客席からは嵐の様な拍手と ブラーボ(ブラービ)の声。カーテンコールでは勢 揃いした出演者が何度も手を取り合ってお客さんの鳴り止まない拍手に応えました。 (AS)

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2009年9月 4日 (金)

8月30日2009年

30日、「戦争レクイエム」の最終公演が無事に終わりました。 演奏が終わってから拍手が起こるまでの間は、この日の公演が一番長かったようです。小澤総監督の脳裏に色々な思いが駆け巡ったのでしょう。

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指揮を終えてから、手を下におろすまでの時間は1分にも及ぶように感じられ、その間、観客の皆さんも色々な思いを巡らせたのだと思います。4回の公演を終えた小澤総監督、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー、ソリストの3名、SKF松本合唱団、東京オペラシンガーズ、栗友会合唱団、SKF松本児童合唱団の皆さんはいずれも達成感に満ちた顔をしていました。

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小澤総監督の“実際に戦争を体験している僕がこういう音楽を演奏することで、戦争を知らない若い人たちにも何かを感じてほしい”という思いは、4回の公演を通して間違いなく成就したと思います。

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公演終了後には文化会館の中ホールで、合唱団主催の打ち上げパーティーが行われました。

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2009年9月 2日 (水)

8月29日2009年

29日は午後4時から、今年のゲスト・コンダクター、ロバート・マンさんによるオーケストラコンサート<Aプログラム>が松本文化会館の大ホールで行われました。

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前半は小澤征爾音楽塾オーケストラによるベートーベンの“カヴァティーナ”“大フーガ”、後半はサイトウ・キネン・オーケストラによる同じくベートーベンの交響曲第8番が演奏されました。


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マンさんは前半と後半で、ベートーベンの全く別の音楽性が出た作品をプログラム。マンさんのとても89歳とは思えない指揮ぶりと2つの違うオーケストラにより、その違いが見事に表現されました。

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演奏終了後、鳴りやまない拍手に応え、アンコールとして交響曲第8番の第3楽章が再度演奏され、公演終了後には会館のロビーで、マンさんのCDサイン会が行われました。


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2009年8月30日 (日)

8月28日2009年

13時から文化会館の外で毎年恒例のそばパーティーが行われました。このイヴェントをSKOのメンバーもSKFのスタッフも毎年、とても楽しみにしています。

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ボランティアの皆さん100余名が腕をふるって下さったお蕎麦は全部で16種。どれも作り手の個性が出た美味なお蕎麦で、メンバーにもスタッフにも大好評でした。焼き鳥、天ぷら、いわなの塩焼き、まぐろのかま、種々のデザート・・・。 


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東京から取材に来ていらしたFNNニュース・ジャパンのキャスター、滝川クリステルさんもパーティーにいらしていて、最後には小澤総監督とボランティアの皆さんと記念撮影。今年もとても楽しいそばパーティーでした。

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ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!!!




夜は3回目の「戦争レクイエム」が行われました。

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2009年8月29日 (土)

8月25日2009年

この日も松本文化会館大ホールで、子供のための音楽会が11時からと14時からの2回行われました。

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今回、オーケストラが奏でる音楽を生で聴いた子供たちが、将来サイトウ・キネン・フェスティバル松本のファンになってくれることを願っています。


19時からは「戦争レクイエム」の第一回目の公演が行われました。
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約80分の壮大なレクイエムに、会場は独特の緊張感に包まれ、イギリス兵とドイツ兵役であるテノールとバリトンの歌うウィルフレッド・オウェンの詩に、多くの観客が涙していました。演奏が終わると、この日も24日の公開リハーサル同様、しばらく会場全体に演奏家、観客一人一人の思いがこもった沈黙があり、その後、大きな拍手が沸き起こりました。会場から出てきたお客様たちの中には涙を浮かべていらっしゃる方たちも、大勢いらっしゃいました。


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2009年8月25日 (火)

8月24日2009年

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11:00からと14:00からの2回、子供のための音楽会が行われ、ベートーベンの交響曲第5番と共にアニメのテーマやお馴染の歌の演奏、楽器の紹介などが行われ、子供たちも楽しそうに聴いていました。

午後7時からは、ブリテン<戦争レクイエム>のゲネプロが公開で行われました。
約1時間30分の演奏直後、一瞬の間を開け、拍手が静かに沸き起こりました。
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演奏はカトリック音楽の中、生々しい戦いを描いたのち、二人の敵対する兵士の語りが交わされます。
殺し合いの後、天使の合唱に導かれる中、共に天国に向かう二人にもはや敵対関係は存在しません。又、オーディションで選ばれた子供たちが歌う天使の歌の内容は兵士たちの叫びにも似た祈りの言葉ですが、その歌声は未来への希望に聞こえました。

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小澤征爾総監督はコメントの中で「お客さんが近いところにいるのでみんながすすり泣く声が聞こえて驚いたのを覚えています」と語っています。演奏後の拍手までの一瞬の間は、この曲の重み、音楽の持つ力が凝縮された瞬間の様に感じました。

世界各地で紛争の絶えない現代、この曲の様な出来事が繰り返されない様、強く思います。


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8月23日2009年

8月23日は様々な行事が行われた一日でした。

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午前中、松本付近中心の小・中学校のマーチングバンドによる、サイトウ・キネン・フェスティバル松本歓迎吹奏楽パレードが行われ、4万2千人の観客が見守る中、3千2百人の演奏者たちが、松本駅前から松本城まで堂々とマーチ。

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その後、小澤総監督の指揮の下、合同演奏会が松本城本丸庭園で行われました。「聖者の行進」「上を向いて歩こう」「信濃の国」など、お馴染のメロディーに、公園いっぱいのお客様たちも笑顔で手拍子を打ったり、メロディーを口ずさんだりしていました。

午後4時からは、松本のザ・ハーモニー・ホールでふれあいコンサート≪語りと音楽≫が行われました。前半はニューヨークの名門ジュリアード弦楽四重奏団の共同創設者の一人であるロバート・マンさんの指揮、江口玲さんのピアノ、マンさんの奥様であるルーシー・ローワンさんの朗読でアンデルセンとキプリングの童話と音楽を、後半はマンさん、江口さん、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーによってフランクのピアノ五重奏曲が演奏されました。素晴らしい演奏に小澤総監督も観客の皆さんもスタンディング・オベーションで拍手を送っていました。


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8月22日2009年

ザ・ハーモニーホールで「武満徹メモリアルコンサートⅩⅣ」が行われました。
一四回目を迎える同コンサートは武満徹の作品を中心に日本の若手作曲家の作品を取り上げるコンサートです。

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トランペット奏者高橋敦さん演奏の「径(みち)-ヴィトルド・ルトワフスキ―の追憶にー」(武満徹作曲)で幕が開きました。


同じく武満徹作品の「揺れる鏡の夜明け」では豊嶋泰嗣さん、林七奈さんのヴァイオリン二重奏。続いて、猿谷紀郎さんの作品「すさのつらなり」。
「すさ」とは古来から壁を塗る際に藁等を用い、強度を増したり、壁に浮き上がる独特の模様を「すさ」と呼んだそうです。板倉さんの指揮の下、野平一郎さんのピアノをはじめ様々な楽器が織りなす音の模様を楽しみました。

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続いては原田敬子さんの作品「消失点Ⅱ-b」。原田さんは松本に約8年音楽教室の講師として通っていた事があり、この作品はその間に作曲されました。コントラバス、クラリネット、パーカッションがジャズを連想させる作品でした。

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最後の曲「ア・ストリング・アラウンド・オータム」(武満徹作曲、細川俊夫編)では野平さんのピアノ、川本嘉子さんのヴィオラの二重奏が夏から哀愁の秋そして静かな冬へと向かう移ろいを奏でている様に聞こえました。
終了後、小澤総監督は「猿谷さん、原田さんのさんの作品も面白かったし、どれも素晴らしい演奏だった」とコメントしていました。


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2009年8月19日 (水)

8月19日2009年

いよいよ2009サイトウ・キネン・フェスティバル松本の公演が始まりました。

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初日の昨夜は、あがたの森文化会館講堂で若い人のための「サイトウ・キネン室内勉強会」声楽発表会が行われ、奥志賀で白井光子先生のレッスンを受けた6名の声楽家たちと6名のピアニストたちが、皆さんお馴染みのドイツ歌曲や日本歌曲を披露してくれました。


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満場のお客様から盛大な拍手を頂いた生徒さんたちは、何度もアンコールに応え、初日のコンサートは大成功に終わりました。
次の公演は今年14回目を迎える22日の武満メモリアルコンサートです。


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2009年8月18日 (火)

8月17日2009年

今年もいよいよサイトウ・キネン・フェスティバル松本の季節がやってきました!

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今日は若い人の声楽・ピアノグル-プが赤十字病院で出前コンサートを二回行いました。

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午後には文化会館で小澤総監督の松本入りの会見。
その後、「戦争レクイエム」の子供と大人の合唱リハーサルが行われました。
明日から公演が始まります。 

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まだチケットの余裕がある公演もあるので、ご興味のある方は以下にお問い合わせ下さい。
またフェスティバル中はブログを毎日アップする予定なので、お楽しみに!!


K e N




サイトウ・キネン・フェスティバル松本実行委員会 0263-39-0001